見学・就職希望の方へ

今、腫瘍内科の必要性は高まっており、それを担う人材が求められています。
「真の腫瘍内科」を切り拓いている虎の門病院臨床腫瘍科(腫瘍内科)で、あなたも一緒に働きませんか?

見学や実習は随時受け付けています(数時間、半日、1日、2~3日、1週間、数週間、数ヶ月など臨機応変に対応します)ので、当科に興味をお持ちの方はどうぞお気軽にご連絡ください。

連絡先

虎の門病院臨床腫瘍科
〒105-8470 東京都港区虎ノ門2-2-2
TEL: 03-3588-1111(代表)
e-mail:oncology@toranomon.gr.jp(臨床腫瘍科)
※患者さんからの直接のご相談はご遠慮ください。

虎の門病院臨床腫瘍科(腫瘍内科)の特徴

虎の門病院臨床腫瘍科(腫瘍内科)は、2010年に本格的に稼働した、新しい診療科ですが、日本の一般病院における腫瘍内科のさきがけとして、「真の腫瘍内科」の道を切り拓いてきました。

虎の門病院の他の診療科のように長い歴史や伝統があるわけではなく、飛行機でいえば既定の航路を安定飛行しているというよりもまだまだ上昇飛行中です。きちんとレールが敷かれている方が安心できるという方にはあまり向いていないかもしれませんが、行く先に広がる大空には無限の可能性がありますので、自分の力で誰も通ったことのないような新しい道を切り拓きたいという方には、最適の診療科だと思います。

私たちはがん医療の未来を切り拓く若き力を求めています。
あなたもがん医療の最前線で真の腫瘍内科医を目指しませんか?

こんな人材を求めています

  • がん医療の実践力を身につけ、患者さんの支えになりたい人
  • 腫瘍内科の専門医として日本のがん医療に貢献したい人
  • 臨床研究に積極的に取り組み、世界で活躍したい人
  • 決められたレールを進むのではなく、新たな道を切り拓いていこうとする情熱をもった人

虎の門病院臨床腫瘍科を勧める6つの理由

  • ① 社会・時代・世界が、腫瘍内科医を必要としている!
  • ② 虎の門病院は「がん医療」に力を入れている!
  • ③ 豊富・多彩な症例で実践力が身につく!
  • ④ 専門医になって日本のがん医療に貢献できる!
  • ⑤ 臨床研究で世界を舞台に活躍できる!
  • ⑥ 「やりたいこと」をサポートする教育体制がある!

腫瘍内科に興味を持っている医学部の学生へ

是非、見学または実習にお越しください。

① 春季学生実習 2~3月
② 夏季学生実習 7~8月
③ ①②以外 時期の見学・実習

※①②については、虎の門病院医学教育部にお申し込みください。

期間中の月曜~金曜(5日間)、月曜~水曜(3日間)、木曜~金曜(2日間)からご希望の日時をご連絡ください。

※③については、虎の門病院臨床腫瘍科まで直接お問い合わせください。連絡先はこちら(当科連絡先とリンク)
見学・実習の期間については、数時間~数ヶ月まで臨機応変に対応いたしますので、ご希望をお知らせください。

虎の門病院の初期研修医になることをご検討ください。

虎の門病院初期研修医の募集要項はこちら

※初期研修では、臨床腫瘍科(腫瘍内科)に特化したプログラムはありません。
※初期研修の期間は、臨床研修プログラムに沿って幅広く経験を積んでいただき、3年目で臨床腫瘍科のレジデント(→リンク②)となることをご検討ください。

本物の腫瘍内科医を目指す研修医・若手医師へ

見学または実習にお越しください。

虎の門病院臨床腫瘍科まで直接お問い合わせください。連絡先はこちら(当科連絡先とリンク)
見学・実習の期間については、数時間~数ヶ月まで臨機応変に対応いたしますので、ご希望をお知らせください。

2年間の初期研修を終えたあとで、当院レジデントとなることをご検討ください。

虎の門病院後期研修の募集要項はこちら

腫瘍内科医を目指して当院レジデントとなる方は、「臨床腫瘍科・重点コース」または「内科ローテーションコース」を選択して下さい。

臨床腫瘍科レジデントプログラムの内容

プログラムの内容はこちら

概要

  • 初期研修を修了した卒後3年目以降の医師を対象とする3~4年間のプログラム
  • ESMO/ASCOの「メディカルオンコロジーにおけるグローバル・コアカリキュラム」、および、
    日本臨床腫瘍学会「がん薬物療法専門医のための研修カリキュラム」に基づいた研修内容
  • 腫瘍内科での研修が中心であるが、他科や他施設へのローテーションも可能
  • プログラム修了後に日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医の取得を目指す

研修内容

  • 入院症例の受け持ちとなり、日常診療を担当
  • 診察・診断技術、内科一般手技の習得
  • がん医療全般に関する基礎知識の習得
  • EBM、生物統計の基礎知識の習得、EBMの実践(情報収集、批判的吟味)
  • エビデンスに基づく治療方針の検討、本人・家族との話し合い、意思決定
  • 化学療法の実践、安全対策、副作用対策、効果判定
  • カンファでの症例プレゼンテーションおよびディスカッション
  • 外来診療、外来化学療法室診療にも参加
  • 臨床研究にも主体的に参加(企画立案、プロトコール作成、実施)
  • 学会・研究会への参加、発表、論文執筆

週間スケジュール

午前 臨床腫瘍科C 病棟C 病棟C 病棟C 外来診療
病棟診療
午後 外来診療
病棟診療
外来診療
病棟診療
外来診療
病棟診療
外来診療
病棟診療
部長回診
乳癌C 婦人科癌C 泌尿器癌C 胃癌・食道癌C 大腸癌C

C:カンファランス

「当科で診療している疾患」

虎の門病院臨床腫瘍科(腫瘍内科)では、乳癌、消化器癌(大腸癌、胃癌、食道癌、肝臓癌、胆道癌、膵臓癌)、肺癌、泌尿器癌(腎臓癌、膀胱癌、前立腺癌)、婦人科癌(卵巣癌、子宮体癌、子宮頸癌)、胚細胞腫瘍、肉腫、原発不明癌など、悪性腫瘍(がん)全般の診療を行っています。
乳癌なら乳腺内分泌外科、消化器癌なら消化器外科や消化器内科、肺癌なら呼吸器センター内科・外科、泌尿器癌なら泌尿器科、というように、関連する診療科と密接に連携しながら主に薬物療法を担当しています。

他の診療科や他の施設での研修

臨床腫瘍科の研修のみでも多彩な疾患を経験できますが、より幅広い知識、技術と考え方を身につけるため、他の診療科へのローテーションもしていただきます。内科系および外科系の診療科(血液内科、呼吸器内科、消化器外科、乳腺内分泌外科など)や、病理部やがんサポートチームでの研修が可能です。またプログラムの一環として、国立がん研究センター中央病院などでの研修を行う可能性もあります。

到達目標

  • 内科医としての一般的な知識と技術を身につける(日本内科学会認定医を取得する)
  • 腫瘍内科医として求められる専門的な知識と技術を身につける
    (具体的な到達目標については、日本臨床腫瘍学会「がん薬物療法専門医のための研修カリキュラム」に準拠)
  • レジデントプログラム修了後、日本臨床腫瘍学会「がん薬物療法専門医」資格の取得ができるように準備をする(2年の初期研修を終了した後に5年以上のがん治療の臨床研修が必要)。
  • EBMを実践する能力を身につける
  • 患者さん、他のスタッフとのコミュニケーション能力を身につける
  • 1つ以上の臨床試験を企画し、Principal Investigatorとしてプロトコールを作成し、実施する
  • 1つ以上の演題を国際学会で発表する
  • 1つ以上の英語論文を書き、トップジャーナルへ掲載する
  • 将来的に日本のオンコロジーのリーダーとなるべき人材としての資質を身につける